人それぞれの「聲の形」

どうも、TOSHIKIです!

ここ2ヶ月で映画館に5回も行ってましたw
最近はお金使いすぎな気がするし、節約タイムに入ります…

「聲の形」見てきたんや。ホントは見に行くつもり無かったんだけど暇な時に夜白さん遊びに誘ったら、見に行くっていうもんだからついて行ったw
見てよかったですね!面白かった!
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あらすじ
小学生の頃、耳の聞こえない少女西宮さんをいじめていた主人公石田くん
高校生になって、その事を悔やんでいた。その罪悪感からか手話を学んだり、学校ではクラスメイトとの関わりを持てず、後ろの席の人の名前も覚えていないような状態だった。そんなある日、石田くんは自分が昔いじめていた西宮さんと再会する。





感想
演出が斬新、悪く言えば露骨で主人公の心情がわかりやすく面白かった。
耳に障がいを持つ少女の苦難と言うような要素は少なく、
人はそれぞれに違った「聲の形」を持っていて、理解し合うのは大変だが、それでも人と関わり合って行こう。というメッセージを感じ取れた。
「聲の形」という題名、耳の聞こえない少女というキャラが物語の内容と上手くリンクしていたと思う。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のような心理描写、すれ違いが描かれていて、そういうのが苦手な人は好きじゃないかもしれないな。

あと少年石田くんの声が違和感あったな。

個人的には
ゆずるくん好き
川井さん嫌い

あと、担任の先生。あれはダメやろ...クソメガネやん。

加害者側の都合で描かれた映画だとの意見を見かけるが、それは少し違うのではと思う。
子どもの頃の考えと大人になってからの考え、違うのは当然だし、子どもの頃の過ちを謝罪する気持ちがあるのは素晴らしい事だと思う。

加害者として被害者と接触すべきではない。それは子供の過ちを責めるには酷過ぎるのでは?と感じた。最終的に許す許さないは当人達の問題で、他人が口出しする問題でもないしね。
ただ、この映画のヒロインは心が広過ぎて現実味が無いのは事実かな。










以下ネタバレ注意


















物語の特性上、どう解釈するかでキャラが変わってくるから、まぁ、僕のレンズを通した見方で書きます。

その前に石田くん母のピアスが引きちぎられていたシーン。原作の方でも詳細は描かれてないみたいね。
①石田くん母が謝罪の気持ちを伝えるために自分でちぎった。
②娘がやられたことの復讐として西宮母がちぎった。
恐らくどっちかだよね。
どっちなんでしょうね?

個人的には西宮母の性格を考えると②だと思ったんだけど

補聴器も弁償してる。謝罪もしてる。ということと、石田くん母の性格。「聲の形」という作品であること。つまり「一人一人の伝え方の違い」というテーマから見ると①なのかなぁ...とも思った。



石田しょうやくん 主人公
いじめっ子いじめられっ子両方の立場に立つ。周りの悪を1人で背負ってしまってる感じ。可哀想。最終的に心を開いてハッピーエンド。その描写も面白かったよ。

西宮しょうこ
耳聞こえん
割と普通にしてるのに周りに巻き込まれて可哀想
小学校→いじめられるのは自分が悪い
高校生→石田くんの人間関係が上手くいかないのは自分が悪い。
と思ってる。もっと自分を大切にしろよパターンの人

ゆずる(西宮しょうこの妹)
イイヤツ
アウトサイダーな感じで学校にも行ってない
「誰と友達になるかは自分で決めるよ、俺も姉ちゃんも。」てきなフレーズが良かった。特に姉ちゃんをちゃんと含めてるところがね

永束くん
いいやつ。おもろい

さはらさん
いい人。弱虫?
石田くん正論タイムでは「また、逃げて傷つくぞ」的なこと言われてた。

上野さん
精神年齢幼い
小学校の時に西宮さんの補聴器?的なのを石田くんと奪っては投げたりして遊んでた。
高校生で再開して同じことしようとした時は「なんだこいつガキかよ」とか思った。


川井さん
ぶりっ子
自分の短所が分かってないクズ。謝罪より反省自己分析しろよ
石田くん正論タイムでは「結局自分が可愛いんだよ」的なこと言われてたな



石田母
髪がプリンだが物語一番の常識人だと思うw

西宮母
娘が障がいを持つ苦労、いじめられっ子とその母に対する憎しみで嫌な人に見えた。
けど、最後の石田くん母に髪切って貰ってるシーンは良かった。


おしまい。