勝つまで死に続ける!
どーもどーも、TOSHIKIでございます。
今回はトムクルーズ主演の映画「All You Need Is Kill」を借りてきました。
原作は日本のアニメだそうです。
いやー、面白かった。
あらすじ
「ギタイ」と言う謎の生命体と戦う人類。
主人公ケイジは戦地に立つことを拒むが、上官に無理やり戦地に立つことを強いられる。
戦地にて「アルファ」と呼ばれる一際大きな青い光を放つギタイを殺した際に、その返り血を浴びたことでケイジは溶けて死んでしまう。返り血を浴びたことでループ能力を得たケイジは、この能力を使い、「リタ」と言う女戦士に巡り会い、協力して「ギタイ」と戦い続ける。
感想
最近見たSFの中ではかなり面白かった!
設定が面白そうな映画って意外とそうでもなかったり、「設定を無理やり使った」ような映画になったりしがちな気がするが、これは面白かった!
戦闘シーンはそんなにめちゃくちゃカッコイイということは無かったが、「ギタイ」の動きは目を引くものがあった。
主人公ケイジが何度も何度も死んではループを繰り返す様はまるで、アクションやRPGゲームのようだった。
相手の動きを見て、さっきはここで死んだから
ここはこう避けて、こう攻撃しようと。まさにゲームのような感じだ。何度もループを繰り返している主人公はさながらゲーマーの友達のプレイを見ているような「テクってる感」。
皆さんもゲームをしていて「このシーン何度も見たわww」と苦戦しているボス戦の前のイベントにツッコミを入れる人も多いのではないか?
主人公もその感じで、相手の発言にわざと被せて同じ発言をしちゃったりしてね。
ストーリー的にもよく出来ていて、かなり面白かった。
以下ネタバレ注意
主人公ケイジはヒロイン「リタ」と出会い、特訓をするのだが
「リタ」というヒロインは過去主人公と同じように「アルファ」の血を浴びにループの能力を手にしたことがあったが、輸血をしたことにより、その能力は失われてしまったらしい。
この経験から、「リタ」は主人公が怪我すると問答無用で「リセット」と称し主人公を殺すのである……何度も……主人公をすぐ殺すヒロインってw
このへんは割とテンポよくユーモア溢れるギャグのような演出になっていて、後のシリアス展開との緩急がついていたように思う。
ラストシーンは疑問が残る終わり方ではあったが、まぁ、ハッピーエンドということで
いい終わり方だったと思う。
因みにヒロインとはいえ、お互いに恋心を抱くような様子はほとんどなかった。それは逆に良かったのでは無いかと思う。「想い人」というよりも「戦友」という関係がラストのシーンを爽やかに印象づけている。
いやぁ、SFで久々に面白いと思ったね。
という訳で終わり。